技術評論社
薬がどのように体に作用しているのかが、科学的だが、知識のない私のような読者にも理解できるように解説されていて、発見や開発にまつわるエピソードなども紹介されている。
非常に読みやすくできていて、薬が体に効く仕組みの入門書としてはとても良い本だと思う。
第1章 抗うつ剤
気分を高揚させ前向きな精神を生み出す魔法の薬?
第2章 アルツハイマー病治療薬脳細胞の不可逆崩壊を防ぐ薬はできるか
第3章 ステロイド剤劇的な治療効果とやっかいな副作用が表裏をなす
第4章 頭痛薬痛みをごまかす薬から痛みを消し去る薬へ
第5章 抗生物質細菌を殺し、その増殖を抑えて病気の源を断つ
第6章 糖尿病治療薬原因も対処法も異なる「I型糖尿病」と「II型糖尿病」
第7章 抗がん剤がん細胞の分裂・増殖を遺伝子レベルでくい止める
第8章 てんかん治療薬脳の神経細胞の過剰な興奮を抑える
第9章 インフルエンザ治療薬タミフルは感染直後のウィルスの増殖を阻止する
第10章 アレルギー治療薬 (抗ヒスタミン剤)アレルギーを引き起こすヒスタミンのはたらきを抑える
第11章 エイズ治療薬エイズウィルスの増殖を抑えて免疫系の完全崩壊を防ぐ
第12章 パーキンソン病治療薬「L-ドーパ」の問題点と新薬への期待
第13章 ピル(経口避妊薬)世界標準から遅れた日本女性の抵抗感とピルの効用
第14章 モルヒネがん患者を耐え難い痛みから解放する最良の痛み止め
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