楽天のkoboの電子書籍が配信開始になったので、どんな本があるのか見に行ってみた。
最近読んだ本の作家さんとか検索してみたけど、やっぱりあんまりだな…。
どっかの4コマ漫画にあったけど、読みたい本を読むために、電子書籍リーダーが大量に必要になる。
本を持ち歩くより、たくさんの電子書籍リーダーを持ち歩かなくちゃならなくなりそうだ。
という訳で、一気に関心が失せた…。
読んだ本をダブって買ってしまったり、持っていて読んだ本を図書館で借りてきてしまったりするので、自分用読書履歴として、記録しておこうと思います。
楽天のkoboの電子書籍が配信開始になったので、どんな本があるのか見に行ってみた。
最近読んだ本の作家さんとか検索してみたけど、やっぱりあんまりだな…。
どっかの4コマ漫画にあったけど、読みたい本を読むために、電子書籍リーダーが大量に必要になる。
本を持ち歩くより、たくさんの電子書籍リーダーを持ち歩かなくちゃならなくなりそうだ。
という訳で、一気に関心が失せた…。
これから読もうという所なのだが、その前に集英社の「花のさくら通り」を読んでいて、読み終わってからこちらを手にしたら、何とも読みづらい。
個人的な感覚の違いなのかも知れないが、ダイヤモンド社はビジネス書が多いからか、一行の文字数や行間の幅、マージンなどが、とても娯楽読み物の物ではなく、実用書的な、内容の価値で勝負!みたいに感じられる。
まだ数ページしか読んでないので、読み進むうちに慣れるものだと思うが、ダイヤモンド社の本を読もうとすると、いつも感じる事なので、読了前にとりあえす書いてみた。
著者は下町ロケットで直木賞を受賞した池井戸潤さん。
映画化もされた鴨川ホルモーのサイドストーリー。
僕はファンタジーや、この世に存在しない者が登場するようなストーリーが苦手なのだが、万城目さんの小説は、鴨川ホルモー、鹿男あをによし、プリンセス・トヨトミ、偉大なる、しゅららぼんと読んでいる。どれも奇抜で荒唐無稽とも言えるようなストーリーなのだが、どうも万城目さんのストーリーは読まされてしまう。
新しい本が出ると、今度はどんな話しなのかと、ワクワクしてしまうのだ。
と、万城目ファンを自任しているかのような事を言ってみたが、残念ながら、この本の存在を知らなかった。とんだ似非ファンである。
鴨川ホルモーでは、とにかく体長20cmほどの、四頭身で茶巾絞りのような顔をした鬼同士を戦わせるという奇想天外なストーリーと、おっさんがえづくような音の鬼語に注意を奪われ、それぞれの登場人物の日常には、なかなか想像が及ばない。
鬼を使役しようと、どれほど人に見えない異形の者どもが見えていようと、頭頂部を剃り、髷を結っていようが、登場人物たちは、うら若き大学生なのだ。青春真っ盛り、ヤングマンさぁ立ち上がれよなのだ。
もう一度、鴨川ホルモーを読み直したくなるくらい、それぞれの登場人物が魅力的に描かれている。
高卒の私でも、経験していない妄想上の、華やかだが青臭く空回りなキャンパスライフが、ほろ苦く思い出される。
舞台は京都なのだが、私も京都大学と同志社大学にはお邪魔したことがあり、それもまた懐かしかった。
京都の地理に詳しい方なら町の描写なども楽しめると思う。
しつこいようだが、鴨川ホルモーと続けて読みたかった一冊である。
実はかなり時間が掛かってしまった。超長編という訳でもないが、単調に話しが続く。数ページ読んでは眠り、次回続きから読もうとすると、話しが解らず少し戻り、果たして読み進んでいるのか戻っているのかわからないような状態だったが、なんとか読み終わった。
だからといって、つまらなかったかというと、そういう訳でもなかったような気がする。
人とネコとネズミが登場する。時にネコ目線だったり、ネコがネズミと会話をしたり、果てはネコが私とも会話をしたりする。私は、私ではなく作中の私なのだが。
ネコの描写は秀逸。ネコを飼っていれば、「あぁ!やるやる!」と思うようなネコ特有の行動が細かく描写されている。
で、内容は、何というか国を治めるというような大きなテーマがあって、その裏に今の日本の状況を揶揄しているのではないんだろうか?と思うような気もして、なかなか興味深かった。そうなんだ、権力者は市民を捨て駒のように切り捨てて、自分の身の安全や地位の事しか考えてないんだ。
安全です。皆さんのためです。私達が守ってあげます。みたいな事や私達が政権を握れば、毎年31万2千円の子ども手当を支給します!なーんて、大風呂敷広げて、16歳未満の扶養控除を廃止して、結果、子ども手当は児童手当になり、3歳以上の子供ひとり当たり、12万しか貰えないんだ。
いったい誰がこんなポンコツに投票したんだ?デモもいいけどちゃんと選挙に行って、まともな人間に投票しないとダメだぞ。無記名でもいいからちゃんと選挙に行かないと、ポンコツに生活をグチャグチャにされちゃうぞ。
話しが全然ちがうな。最後の方で一気に色々な謎が解けていきます。伏線が張ってあって徐々に収束する感じよりは、ジャジャーーーン実はこんなでしたーーーっ!みたいな感じだった。だから、そのジャジャーーーンゾーンに入るまでは割りと単調で、ネコと会話をしたり非現実的なもんだから、ストーリーなのか夢なのか判然しなくなっちゃったり。
ただ、最後の方では「あぁ。この国に必要なのはドジョウ野郎じゃなくて、複眼隊長なんだ」って、ちょっと感動するのだ。
ネコの飼い主には読んで欲しい。あと、政治家にも読んで欲しいぞ。
コーヒーには全然詳しくないし、味も好きか、あまり好きじゃないか程度しかわからないんですけど、コーヒー自体は好きですね。毎日欠かさず飲んでます。
で、この表紙ですし、このタイトルですから、「わたせせいぞう」さん的なFM Station的な、そういうコジャレた感じのとか、山川健一さん風のとか、そんな感じかなと、実は大して期待もしないで図書館で借りてみたんですね。
これは、ミステリーなのです。そして、かなり面白いです!二つ?の一見無関係に見えるできごとが、少しずつ少しずつ収束していく。
ドラマとかにありがちな、いい年くすねて悪ぶってイキがってるオジサン、そうだなぁ、西岡徳馬とか?ああいうタイプの、「オレッチは若い時は20人相手に喧嘩して勝ったんだ」とか言うような人は出てこない。まぁ、元悪役女子プロレスラーのオバちゃんは出てくるけど。
嫌な感じじゃないんです。
丸みのある音でブルースを聴きながら、コーヒーを飲んでみたくなります。あっ!ミートソーススパゲッティも。
どうやら、その作品より前に、「モーニング」ってのが出てたみたいで、今日、そっちを図書館で借りてきました。