2010-06-28

ガリレオの苦悩

東野圭吾
文藝春秋 (ガリレオシリーズ公式サイト)

草薙の部下に内海薫が登場して、湯川との微妙な関係が気になる。テレビドラマでは、初回から登場していた柴咲コウの役どころの内海刑事は、かなり後になってから登場するのだと、ここではじめて解った。今までは、「やっぱりキレイどころが一人もいないんじゃドラマとして視聴率もどれないだろうから無理に柴咲コウの役を作ったのか」とか思ってたんですが、出てくるんですね。

まぁ、映像が先で、原作が後だと、どうしても登場人物が役者とかぶってしまって、違和感を覚えるところですが、内海刑事に関しては、あまりそういう意味での違和感を感じなかったので、原作のイメージとドラマのイメージがマッチしていたのかなと勝手に想像しています。

「聖女の救済」と同時発売だったらしい。

私は、にわかファンなので、出版順などが解らずに、本書を図書館で借りた後で、どうも湯川の態度が急変していて、警察への協力を拒むようになっていたので、間に何かあるのではないかと出版順序を調べてみた所、「容疑者Xの献身」の方が先に出版されていたので、そちらを追加で借りてきた。結果としては、順序通りに読んだところで、湯川が警察への強力に消極的になった原因が、詳しく書かれているわけではなく、想像で、大学時代の友人の罪を暴いてしまったことと、草薙刑事に刑事としてではなく、友人として話した事で、結果的に二人の関係がギクシャクしてしまったことなどが、原因なのか?と解釈するしかなかったのですが。

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